2008/07/07

時には厳しく時には甘〜く


二胡レッスン(4回目)

前回は若先生がお休みで寂しい思いを
いたしましたが、今回は先生が
戻ってきてくれました♪

私がちょっとマシになってきたせいか
先生にも笑顔が見られるようになってきた。

しかも見学時の営業スマイルではなく
ちょっと小悪魔的(?)な笑顔。


今回は「君が代」


先生が「君が代を教える」と言った後
これでもかってくらい、かっこいい君が代を
弾いてくださった。
しかも君が代でこれだけ自己陶酔できるなんて
共産主義国家のベトナム人にしておくのは
もったいない。
(やばい!シャレにならん!)
まあ、明治36年にドイツで行われた
「世界国歌コンクール」
で1位を獲得したほどだから、
音楽家の耳には純粋に名曲なのだろう。

君が代と言えば、小学5年生の時に
在校生として卒業式の予行練習に参加した際
「国家斉唱」で、近くの男子生徒が
暴力教師Kに「俺はこの歌が嫌いだ!歌うな!」と
はったおされ、一気に歌のボリュームが下がった。
すると体育教師Kが
「おまえら!なんで歌わんのだ!」と切れだした。
そんな思い出が濃い。


と、そんなことはどうでもいい。

素敵な君が代の余韻にうっとりしていると
彼は「なにぼっとしてるの?弾いて!」
と言う。

。。。弾いて?

もなにも、最初がなんの音だかも
わかってませんが?

仕方がないので、先生の指をガン見しながら
音程を取って弾いていく。
すると先生は

「俺の指を見るな!
自分の指を見ろ!音を聞け!
フィーリングだ!」


そんな無茶な!!




。。。。。。。。。素敵。


また私のプチMが刺激されました。

「教官!私はどじでのろまなカメです!」
(知らない子はママに聞いてね♪)


そんな先生のかわいい無茶ぶりに
必死に応えようと頑張る生徒。


で。なんとか君が代のメロディを
覚えると、先生は

tốt(よし)

と、二胡の竿越しににっこり。
その笑顔がいたずらっこのそれで
私はまたもや胸きゅんしてしまうのでした。


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